12/16土曜日。
いよいよ、その時が近づいてきました。
研究を始めた時から数えて、約6年間研究を続けてきたものが、明日学位という形で実となります。長かった…。やっとこの状況から脱出出来る…。 (ぇ?
論文書いたり、実験したり、学会発表したり、上司に怒鳴られたりと多くの辛いことを経験しながらここまで辿り着いたのですから、明日は非常に重要な意味を持つ日ではあります。
しかし、この発表に対して、自分の誇りというものが感じれていないのも事実…。
もうちょっと時間があれば、あるいはこの長い道のりのなかで挫折しなければ、もっともっと良い結果を生み出すことが出来たかと思うと、明日に命をかけることが出来ない自分がいます。
大学の機関であろうと企業であろうと、研究をやっていく上では「学位」というものは非常に重い意義が詰められています。その神聖な物に対して、果たして今の成果で自分が納得できるのかと問われると、恐らく「NO」と応えるくらい、自分では納得していないのだと思います。だから、この大事なプレゼンに対して集中出来ていないのだろうな。
大学では教授になれるくらい価値のある1流雑誌に論文を掲載することも出来ました。年齢にはそぐわない研究成果を出すことも出来ました。しかしながら、自分が目標と据えていた地点には2歩も3歩も届かずでした。
自分自身のエゴかもしれません。しかし、研究を通じて自分の成果が世の中の疾病患者に対して新たな治療方針を生み、それが患者を助けることに繋がるという現状を顧みると、まだまだ自分の成果は到底誇れる物ではないと感じます。
来年の春からは新たな機関に所属変更となる為、今回学位を取得しておかないと先方と上司がくんでくれたありがたい人事を不意にしてしまうことから、今回やむを得ずといったところもあります。
ただ、ハッキリしていることはここが全てではないこと。学位取得こそが本当の研究者としての始まりであり、これ以降に出す成果こそが本当に研究者として歩み始めた証となります。
今は、自分自身に悔しくとも、自分で自分を鼓舞し直し、明日のプレゼンに立ち向かいたいと思います。
6年か…。もう、三十路もみえt…。
明日の夜は飲み会あるので、それ以降、廃人的に信三昧しますねwwwwww
これまでの鬱憤、はらさせてくださいwwwww
今年はクリスマスも正月も遊ばせてもらいますからねっっwwww
ま、実際はそこまで悠長にしてられないか…。